【剣盾S35 シングル】 時の神&黒き英雄Wエース軸【最終845位 R1782】
(11/8追記:本ブログ最後の剣盾の振り返りとSVでの目標について書いた文章がダラダラと書きすぎていて伝わりづらいと感じたため、大幅に文章を書き直しました。その他の文章にも一部追記と修正をしました。)
0. はじめに
はじめまして、ラービタ―と申します。
実質最後の剣盾ランクマであるS35にて、念願だった最終3桁を達成することができたため、あまり良い成績ではないですが記録として構築記事を書くことにしました。
また、本ブログの最後では剣盾の振り返りともうすぐ始まるSVでの抱負についても書きます。
初めてポケモン記事を書くこともあり拙い文章もあるかもしれないですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
本題に入る前に、はじめましての方が多いと思うので、先に自己紹介をします。
NN「ラービタ―」はヨーギラスの英語名「Larvitar」から取っています。ヨーギラスは最推しのポケモンということでもあって。
去年7月からポケモン剣盾を始めました。ポケモン本編は中学三年生のときにBW2でいったん辞めており、そこからずっとポケモン自体に興味がわかず作品も購入していませんでした。しかし、社会人一年目になってまだ間もないころに、過去に遊んでたDS時代のポケモンを見つけてからまた原作のポケモンやってみたいなと思うようになり、復帰しました。
発売開始から約2年と大幅に遅れて剣盾を始めたばかりの頃は色厳選ばかりしていました。が、せっかくポケモンの醍醐味でもある対戦をやらないのはもったいなあと感じ、ポケモン育成の時間も考慮して今年2月の禁伝2体環境がスタートする時期からレート対戦に参入する予定にしていました。しかし、色々あって転職活動をすることになったため、その準備で忙しかった2~4月中旬までは結局対戦はできませんでした。
次の職場が決まり私生活が落ち着いてきた4月後半からようやくランクマに手を付けられるようになりました。始めたのはいいものの中々安定して勝つことができず、プレイングも下手くそすぎて初めのうちはマスボ級に上げるので精一杯なレベルでした。
ひとまず第一目標を「最終3桁達成」にして、すでに好成績を何度も残されている方々の構築記事を読んだり有名実況者のポケモン型紹介や対戦動画をいろいろ観ながら自分で学んでいき、段々と最終順位は更新できたものの第一目標までには届かずということがずっと続いていました。
8世代ランクマ最後のチャンスでギリギリ第一目標を達成できて良かったです。
1. 構築経緯
ここからS35で使用した構築について語ります。
禁伝・幻何でもありルールのS34が始まってから、伝説ポケモンの中でも特に見た目が好きでかつダイマしたときの性能がえげつない珠ディアルガを軸に使いたいと思っていました。S34の中盤あたりからYouTubeでたまたま生配信されているところを見つけたぽけまる。さんがディアルガ初手ダイマ構築を使っているところをこっそり参考にさせていただき自分で構築を組んで潜っていましたが、取り掛かりが遅すぎたことや立ち回りが上手くいかなかったことなどが災いしてS34は惨敗な結果に終わりました。
S34からS35に移り、珠ディアルガ構築でリベンジしたいと思ったので、前期を振り返りながら初手ダイマ珠ディアルガの弱点を考えたところ最もそうだと思った部分が2点挙げられました。
①ディアルガよりも早いポケモン(ザシアン、イベルタルなど)に身代わりでダイマターンを枯らされる。
②ルギア相手には不利をとられがちである。
これらの問題点を解決するために次の対策をとることにしました。
①→ディアルガにダイアタック(相手のS↓)媒体のはかいこうせんを入れる
②→相手の構築にルギアがいる選場合は無理にディアルガを出さずに他のポケモンで対処する。
ディアルガのはかいこうせんはS34で最終3桁以内の結果を残した人の中で何人かが採用しており、身代わりを割りながら相手のSを下げて次のターンに先手で攻撃できる動きは強いと思い採用。
ルギアが相手の構築にいて、ルギアが選出されたときは処理しやすくルギアが選出されなかった場合でも多くのポケモンと殴り合うことができる弱点保険ゼクロムを採用。
ディアルガorゼクロムのダイマが切れて倒された後にスイーパーとして殴ることができるHAザシアン、気合の襷黒バドレックスを採用。
ゼクロムを通す際に壁を貼った状態で動きやすくできるように、両壁採用の光の粘土ムゲンダイナを採用。
最後の一体は、採用した5体の課題であった電気と地面の2タイプの一貫をなくせてかつ威嚇やゴツゴツメット、ステルスロックも撒けたりS操作もできたりと幅広く役割が持てるHBゴツメ霊獣ランドロスを採用。
以上のようにして構築が完成しました。
結果:TN Neo 最終845位(R1782)
(もう一つ別のロムでも潜っていたが構築は紹介するものとは別で最終2000位台だったため割愛)
2ROM目をビギナー級→マスボ級に上げるときだいぶ調子が良くて瞬間2桁になった(同時にレートも1702)ときは瞬間とはいえ嬉しかった
2. 個体紹介
ザシアン@朽ちた剣
特性:不撓の剣
性格:意地っ張り
実数値(剣の王状態):187(156)-244(252)- 135-×-135-180(92)
もはや説明するまでもない、8世代最強のポケモン。
HAベースにする中でSラインをどうするか考えていたところ、冒頭の自己紹介の中でも書いた、S34で生放送にこっそりお邪魔していたぽけまる。さんがS34で最終119位という好成績を収めた珠ディアルガ構築に採用されていたザシアンのS94振りにしました。
このS調整が活きる場面は多く、大体のHAザシアンの上を取れていたり、またA特化にしていることでダメージも多く入れられたりと使い勝手はとても良かったです。
技はよく見かけるホウオウ×ナットレイ構築にも対抗できる構成に。電光石火も便利でした。じゃれつくや噛み砕くも欲しい場面もありましたがこの技構成でよかったです。
↓参考にさせていただいたぽけまる。さんのS34構築記事
【ポケモン剣盾】S34使用/最終順位119位/レート1949/~ぽけまる。の咆哮~ - ぽけまる。のポケモン構築記事 (hatenablog.com)
バドレックス(黒馬)@気合の襷
特性:人馬一体・緊張感
性格:臆病
実数値:175-81(A個体値1)- 101(4)-217(252)-120-222(252)
技:アストラルビット/サイコショック/挑発/悪だくみ⇔マッドショット
とにかく速くて火力も高くて強い。
大体はスイーパー役として後から出していました。
この枠はマーシャドーにするか迷いましたが、裏から日食ネクロズマやムゲンダイナが出されたときに処理しやすくできる黒バドを選びました。
挑発がとにかく優秀て、上から積み展開や状態異常撒きなどを阻止したりと採用してよかった場面は多かったです。
悪だくみも強そうだと入れましたが、最後相手の襷黒バドと対面したとき同速勝ちを制さないといけないのが不安定だったためマッドショットに変えることもありました。
ゼクロム@弱点保険
特性:テラボルテージ
性格:陽気
実数値:175-198(220)- 145(36)-×-120-156(252)
技:雷撃/逆鱗/ダブルウイング/龍の舞
本構築の第二のエース。
後述のムゲンダイナで壁を貼ったあとに出して、ダイマしたり舞ったりして相手のポケモンをいなしていました。
特にディアルガがどうしても不利をとってしまうルギアに対して強く、ディアルガを出しづらい構築に対して選出しました。
ただ、こごえるかぜや岩石封じなどのS↓技や霊獣ランドの威嚇などA↓を受けると不利になることもあったため、持ち物をしろいハーブにしてもよかったかもしれないです。
ムゲンダイナ@光の粘土
特性:プレッシャー
性格:臆病
実数値:247(252)-×- 115-165-116(4)-200(252)
技:ダイマックス砲/火炎放射/リフレクター/光の壁
ゼクロムを選出する際に初手出しして壁を貼っていました。
初手ザシアン対面で特性順によって型判別できるところも地味に便利でした。
(相手のザシアンの特性が先に出た場合→HS、自分のムゲンダイナの特性が先に出た場合→HAと判断しやすい)
火炎放射のところはマジカルフレイムと選択かなと思います。火力重視で前者にしましたがC↓できるマジカルフレイムの方がよかったかもしれません。
壁貼りできる伝説・幻のなかでも特にムゲンダイナは強いと思っていますが、初手黒バドにあまり強くないのとイベルタルが初手に来た場合に物理型か特殊型かの判別を強いられたりと動かしづらかったこともあり、オーロンゲだったら強かった場面もありました
ただ、それでも十分活躍はしてくれました。
特性:威嚇
性格:腕白
実数値:196(252)-166(4)- 156(252)-×-100-111
本構築の穴埋め、かつ起点作りや対面操作もできたりと色々できる枠。
が、結局選出する機会はほぼなく見せポケとなっていました...
もう少し上手く使えるようにするべきだったか本構築が苦手とする地面タイプに圧力をかけられるカイオーガを入れてもよかったかもしれません(ただそうなると浮いてるポケモンが一匹もいない構築になってしまう...)
ディアルガ@いのちのたま
特性:プレッシャー
性格:控え目
実数値:175-×- 140-222(252)-121(4)-142(252)
技:時の咆哮/吹雪/オーバーヒート⇔大地の力/はかいこうせん
本構築の第一のエース。
技範囲の広さとダイマしたときの火力の高さと耐久力の高さは圧倒的で、相手のダイジェットを打ちづらくさせられるところも強かったです。
S35はでんじは&ステルスロックを覚えた起点作成型@ヨプの実、ゴツゴツメットetc...
のディアルガも多かった印象でそっちも強いと思っていました(何ならもう一つのロムで使ってた別の構築には起点作成型ヨプの実ディアルガを入れていた)が、珠ディアルガもまだまだ強いなと感じていました。
前述のとおりはかいこうせん媒体のダイアタックがとても強く、実際に初手身代わりザシアンをしっかりいなしたこともありました(ただ初手身代わり黒バドにはどうすることもできない...)
ザシアンに打点のある技を入れるときに炎技か地面技を交互に入れ替えて使っていましたが、
炎技
→地面技読みでザシアン→イベルタルなどの飛行タイプに引かれたときにもダメージを与えられる
etc...
地面技
→ダイアースでDを上げることができる
相手のディアルガに対しての有効打
etc...
という感じで両者ともにメリットがあるため、どっちを取るかの判断が難しかったです。他の3つの技は切れなかったですし、ディアルガが技6つくらい覚えられたらよかったのにとずっと思っていました(他のポケモンに対しても同じ気持ちですが)。
3. 選出
基本選出
→ディアルガ・ザシアン・バドレックス
ディアルガが選出できない場合
→ムゲンダイナ・ゼクロム・@1
4. 重いポケモン
地面弱点のポケモンが構築に多くカイオーガもいなかったため普通に出されることが多く、後発からダイマを切られるととくにきつかったです。一番の反省点。
・珠物理レシラム
壁貼り→龍舞積まれてダイマされるだけで相当不利となってしまい厳しかった。
・黒バドレックス
イベルタルが構築いないため相手側にいた場合は慎重に立ち回っていた。
正直ルギア対策としてゼクロムではなく挑発持ち@ラムの実のイベルタルとかにすればよかったかもと思ってる。
他にも、火力アップアイテム持ちの白バドも隙をつけられてトリル貼られたら一気に崩壊される可能性が高かったですが幸いにも遭遇しませんでした。
正直、欠陥も多くて全体的に完成度の高い構築ではなかったです。
5. おわりに
約3年間続いた剣盾環境もいよいよ幕を閉じるため、最後に短い剣盾プレイ歴の振り返りとSVでの目標を語ります。
・剣盾プレイ歴
[2021年7月〜12月]
中古で剣盾ダブルパックとSwitchライトを購入(実に約9年ぶりのポケモン本編)
剣盾を買ったばかりのころは対戦やる意欲が湧かなかったからほとんど色厳選ばかりやってた
[2022年1月〜4月中旬]
対戦もやろうと思い始めてから最初のうちは少しだけ仲間大会に参加したのみ
よく観ていた実況者主催の指を振る仲間大会に参加したら運が炸裂して最終トップに
実はここで仲間大会の最終一位の実績解除をしている
禁伝2体ルール開始の2月からランクマに参加するつもりだったが、転職活動で忙しくなったため断念(息抜きで色厳選だけ少しやってた)
[4月中旬〜現在]
転職活動が終わり私生活も少しずつ落ち着いたため、ポケモン対戦を本格的に始めることに
実況者の動画や上位構築を参考にしながらランクマも参加
ただ、対戦初心者の状態で始めたため環境の理解が遅かったり周りの人との練度の差が顕著に現れていて思うように勝てず、初めはマスボ級に上げるまでで精一杯だった
段々と順位は上げられ4桁までは行けるようになったものの目標としていた最終3桁には届かなかった
10月からは、剣盾ランクマ実質最後のためさすがに本気出して頑張ろうとしっかりと2ROM用意して潜った(これは最初からやるべきだった)
また、10月15日(土)にはポケリーグオフ関東予選に対戦枠で参加。
ポケモンの対戦オフに参加するのはこの時が初めてだったが、オフ対戦はいつもより緊張感が高まり強者の人たちと対戦できたりといい刺激をもらえた。
Twitterのフォロワーさんなどの参加者と話する機会もできたため、予選には出場できませんでしたが参加はしてよかったと感じてる。
そして、順位自体はそこまで高くないものの最終3桁達成。ギリギリ滑り込みで剣盾での目標を達成できたのはよかった。
・SVでの目標
SVはすでにダブルパックを予約しており初日からプレイ開始します。色厳選も好きなので光るお守りも早く入手したいですが対戦も早く力入れて取り組みたいと思っているので、厳選と育成も頑張ってテラスタル環境になるべく早く慣れたいです。
剣盾での反省を踏まえてランクマでは、
・必ず複数ロム用意する(最低でも2ロムは必須、3ロムからは余裕があれば)
・対戦数を多くこなすようにする
・常に相手がどう立ち回るかを予測しながら考えて立ち回るようにする
主にこれらのことを遵守・意識して臨むようにします。
また、ポケモン対戦オフにも時間が取れる限りまた参加しようかなと思っています。
オフ以外でもTwitterで多くのポケモン対戦勢の方々と関わる機会を増やしたいです。
SV環境になってからは、自身のはてなブログに構築記事を書く機会が増えることを目指して頑張ります。
ここまで長くなりましたが、最後まで読んでくださった皆様ありがとうございました。